who am ?I

PAGE TOP

  • 09
  • 20

ジット・すー・のりこの話

スキャン4183.jpeg

そんなおはなしです すー・のりこ

こんにちわ
そのおばあさんのなまえは すー・のりこ
自分の絵をこよなくあいしているので この絵もずいぶん昔の作品ですが
画廊でずっと ながめています
「うーん ここのところが ああすればよかったかなあ」とか
「でも なかなか力量のある 天才的な」と誰かが言ってくれれば
天才的になれるのになあ」
そんなことを考えながらじっと見ています
こういう人のことを ジット・のりこ・すーって
画廊主が両手を広げて 肩をすくめて言いました
ジット・すー・のりこよりたしかに いいですよね
彼女は どういうおばあさんかといいますと
お父さんが 絵、やきもの、大工さんのような事(大工さんよりちょっとへたなのです)
池に鯉をはなすこと、それからそれからいっぱい好きでやっていた 学校の
先生をした人でした 
明治41年生まれでした いまはあちらで 金づちをふるっている筈です
お母さんは 明治43年生まれ よく働く でんとした やはり学校の先生でした

2人は あまりにも違うタイプでしたが 5人の子どもにめぐまれました
男3人、女2人でした
彼女は一番下です そして今は 彼女一人になりました みんなあちらにいるからです

夫と5人の子どもがいます 孫もいます
いっぺんに思い出そうとしたり 書こうとしたりすると 血圧が上がりますので
つづきは こんどね



《 2019.09.20 Fri  _  ぷれいんぐルーム 》