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ふいるむの写真
上左
LASSO RUNDT FRU LUNA
えっ これはフランス語でしたっけ それとも さっぱりわからない
しかし 自分は 子供のころから わからないことは 勝手に しかし確信的に
想像して来たのだから ええっと このLUNAが もしかして 「月と六ペンス」
かも このまえ サマセット・モームの著作を研究しつづけている 清水先生
に久しぶりにあったことだし しかしLUNAが月という手がかりだけではね
「月への投げ銭」という本もあったよな
それにしても この本 この黄色が芥子色というか いいなあ
アトリエのどこに おいてるのかな こんど暑いアトリエだけどさがしてみよう
表紙が 外国語で なかみが日本語ってことはないよな
「月と６ペンス」はゴーギャンのことがかいてあるらしいんだけど ゴーギャン好きの
自分は なんで それを読もうとしないんだろうな
こういう気がかりな本は 一ぺん読んでおかなきゃと 必ず思い 必ず忘れる
まん中右
ちょっと昔の感じの 積み木
存在感がある えんとつ なんて 今 古い？
私は 光の当る場所に ほかのもののあるところに この積み木を 一つ置く
それだけで 雰囲気が出る（古い奴なんです）
木の感触も いい
これぐらいのことで こんなに話して いいのかな
ウルトラマン全百科
この箱の上が 舞台のつもりなんだけど これを
こんどは平面の画用紙の上に 鉛筆がえんぴつのしんを ゆっくり歩かせてみよう
走らせてみるのは ７０になったから 息切れするからね
字をかく 積み木の中の この手は 舞台をおりて なんていう字を書く？
景色としてはえんとつのけむりが ゆらりとくものようにある
ぬりえはとりのこされた ウルトラマンたちだって
きょうはそこで静かにしてて
《 2019.05.28 Tue _ 思い出 》