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こころ 夏目漱石

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両親と私 夏目漱石 

「先生と私」を読み終わったとき ああやっと夏目漱石の「こころ」を読み終えた
と思いました
夏目漱石の本を立った一冊でもいいから読んでみたいと考えていたからです
多くの人が読んだであろうこの本を 読まずにいるのは 寂しいことではないのかと
常日頃から感じていたからです
で「先生と私」36まで読み終えた さて

 「どっちが先へ死ぬだろう」という先生と奥さんの間に起こった疑問をひとり口の中でくり返してみた。そうしてこの疑問にはだれも自信をもって答えることができないのだと思った。しかしどちらが先へ死ぬとはっきりわかっていたならば、先生はどうするだろう。奥さんはどうするだろう。先生も奥さんも、今のような態度でいるよりほかしかたがないだろうと思った。(死に近づきつつある父を国もとに控えながら、この私がどうすることもできないように)。私は人間をはかないものに観じた。人間のどうすることもできない持って生まれた軽薄を、はかないものに観じた。

こうして「先生と私」はおえ
70になっても 自分はこういうことを しっかりとは考えられずにいる
考えようともあまりしていない これが軽薄というのだろうかなどと
先のわらないことを考えようとする時 自分ははかなく軽薄になる
これでどうかな などと軽薄に考えている時
この本はやっとまん中当りに来てるだけなんだということがわかる
風邪のつかれと これからの半分をどうやってがまんして 読み終えることができるのだろうかと思った
ポンポン打つだけでも あのちびりちびりの行数でさえ 目が疲れた
次は これを回避して 読みつづけることにしよう
というわけで こういうふうになりました
36まで ぽちぽち打った成果は この本を読むことができるという
自信なのでした あとはどうやってここに文を登場させるのか だったのです 
《 2019.05.17 Fri  _  読書の時間 》