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くぬぎ日記というか

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くぬぎ日記 なんてことになりました
白い樹液をだしているくぬぎの一本
そこにあつまってくるのは 最初はだるまやはちたちでした
それから かなぶんが いっぱいやってきました
きのうなんか 天然記念物のようなちょうがやってきました
くぬぎってやつは えらいもんです
樹液一丁で こんなに虫を集めることができるのですから
で あのふとっちょばちは あの樹液の真ん中で
ひたすら その場所を確保して 動きません
かなぶんが そばによると「てめーここはワイの場所なんじゃ」
そんなふうで あたまでかなぶんをおしのけています
やっぱりなあ 彼を上回る 天敵は いないんでしょうか
でもやたらめったら 針でさすと 次の針はないのでしょう?
あたまで おしのけるほかないのでしょうか
かなぶんよ きみたちは あんなにたくさんで押し寄せて来てるんだから
みんなして よいしょっと
ふとっちょばちをおしのけてみたらどー?

はなしはかわりますが

ヘルマン・ヘッセはもう五歳のころから詩句のようなものを作り、
即興的にピアノに合せて歌ったり、寝床にはいってから口ずさんだり
していたということである。
自分にだけ従順であろうとするものは、世間で孤立しなければならないし、
異端者として白眼視されがちだからである
この自然児はしかし最も育てにくい子であった。


こうして 自分で言葉をひろってみますと 手のひらの上で
面白いように動きます。
《 2018.07.12 Thu  _  日記(日々) 》