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2012年の日記から

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「日記というもの」 NEKO美術館発

さあて 自分のファイルの中からの 日記ですよ。
お客さん この日記の中には どんな秘密が書かれているのだろうと 期待していますか? しかし わたしは いつごろからか 日記は人に見られるものとして 意識して
おりました はい。せめて ひとにわかりやすく表現したいと思いましたし 自分もかいていることがわかりたいと 考えて書きました。
誰にそういう事を おそわったんですかね。 日記を書いていた人の中には 途中で もやしてしまったりするひともいますね。わたしは 塗り潰すぐらいの事はしましたが
もやすなんてことは 考えませんでした。選択技の中にまったくなかったからです。

で このつづきを 打ちますね。

今も、そういうことをやるけれども、そこに嫁さんや孫が加わった。嫁さんの作ってくれるケーキや、娘たちの作る今風のピザなどが人気で、おせちはまず黒豆は少しだけ買って来る。タイは母の実家の美保関から送ってもらった大きなタイ。ハマチとかブリもある。そばも食べる。

娘のこの日記は3、4日でおしまい。

さて 日記について、作家の野上弥生子が書いている。満百歳の誕生日を目前に亡くなった。

「マリ・バシュキルツエフという女の人がいる。それは 19世紀の人なんですが、その人はロシアの、今のロシアではなく帝政ロシアの大貴族の娘さんなんです。はじめな絵を勉強していて あとは彫刻やなんかをした。一種の天才だったのですが、その人は13の時から日記を書いて、その日記は『マリ・バシュキルツエフの日記』といって大変有名な書物なんですよ。 それにはいろいろなことが書いてある。今までえらい人たちが、日記だとか自叙伝だとかいって書いているもの、それはほんとうは人に見せるためではないのだけれども、見せるためではないといいつつ、いつか人が見るということを意識して書いている。
《 2018.03.21 Wed  _  日記(日々) 》