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おたより

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ぴーさんからのおたよりのつづきです。
今日は「名月」という林檎を買いに行ってたので ぴーさんへのお返事だけになってしまいましたね。
お返事は 結構はっきり出てるのに ぴーさんのおたよりはこのとおり。

そうですか やなせたかしのアンパンマンは 最初の頃は「手足はスラリと長く、戦うことはせず、ただただお腹がすいてるひとに 自分の顔を食べさせてあげる」というおはなしだったのですね。ぴーさんは いいアンパンマンの本に出会いましたね。

「やなせたかしさんは戦争を体験し、正義というものは定義できないもので、
でも飢えてお腹をすかせている人に 食べ物を分け与えることは、絶対にいいことなのだという思いがあったそうです。」

そうなんですね。みんなお腹をすかせて大変でしたね。母からよくききました。それでもお腹をすかせてる人々ばかりの中では 分け与えることが なかなか出来ないものだということも。
この初期の頃のアンパンマンの絵 いいですね。
「絶対的にいいこと」こんなことばを やなせたかしはいってて それははじめて
きく言葉のようで 私はその重みを受け止めようとしているところです。

ぴーさんが 私に質問して下さいましたね。
「長野に移住したとき どんな気持ちだったのか」ですか。
私は いつも 自分でなかなか決められないところがあります。ほっといたら
同じところに いつまでもいてたでしょうね。
かたや 夫セイは 「ほな 行こか どー?」ぐらいの軽いのりなんです。
でも よく実行するので 油断は出来ません。
私は 元いたところを出る時は 泣いてしまいます。仲良くしてもらった人や
そこの土地が 好きだからです。
で そこから引っ越すと 子どものことや いろんなことで そのことで精一杯なのか
忘れたようになりますよ。こんどは ここが 住みかになるんです。
夫セイは ほかのいいところを 雑誌なんかで情報を得ると 「いいなあ」といいますが
私は お尻が重いのです。
学生時代からすると 自分は何回引っ越して来たかなあ。いつも 出て行く時は 「寂しいなあ いつまでもいたいなあ」です。 そして引っ越してしまうと いつも忘れてしまいます。こんなんでいいですか。

ぴーさんは どうですか。 
《 2017.11.12 Sun  _  おたより 》