who am ?I

PAGE TOP

  • 10
  • 10

隠された猫たちの生活

スキャン3260.jpeg
「これからの宇宙人」NEKO美術館発 2017

あっ
ここでは「猫たちの隠された生活」
地球動物の話です
ぶおーっとUFOの大きいのが ライオンの上に浮かんでたら
まよわず ひっかこうとするでしょうね 
それから じっとあの眼力で にらめっこ
しかし 首はだるくなりますよ


 わたしたちが最初にライオンに遭遇したのは、はじめてガウチャから西へ遠く離れたカラハリの周辺部を旅をして、夜にそなえてテントを張り終えたときだった。わたしたちと一緒に、若いアフリカーナ(南アフリカ生まれのヨーロッパ系白人)がひとりついてきていた。もと天然痘検査の役人で、かってブッシュマンを何人か見つけて予防接種をおこなった場所を、わたしたちに案内するためだった。(当時、ブッシュマン以外の人間がブッシュマンと接触したことは皆無に近く、彼らがどこにいるのかもわかっていなかった)。闇の中で、五頭のライオンが静かにわたしたちに近寄ってきた。たき火のむこうには彼らの目が光り、地面からよほど高い位置に見えたので、最初はロバかと思ったほどだった。わたしたちが見ているのがライオンだとわかったとき、わたしは胸が躍り、もっとよく見るために焚き火の回りをぐるりと走った。そのとき、わたしの耳をかすめて弾丸が空をきり、何発か銃声が響いて、目が消えた。わたしたちははっと我に返ってアフリカーナの若い男に撃つのをやめさせる前に、彼の弾丸は二頭のライオンの体を貫いていた。
彼がしたことと言えば、それっきりだった。死んだかどうか、たしかめようとさえしない。彼をのぞいたメンバーで辺りを調べ、足跡と飛び散った血痕を見つけたが、ライオンの死体はなかった。その若者がまさに厄介なことをしでかしてくれたのがわかった_近くの闇の中にいる、二頭の手負いのライオン。わたしたちは彼にどうするつもりかと訊ねた。べつになにも、と彼は答えた。なんたって夜中だし、ライオンを探すのは無茶だ。そこで後始末は、わたしと弟と手伝いにきてくれたウイリアム・カムとで、せざるを得なくなった。


きょうは 暑いです。
きのう おなかのおおきなカマキリが 蜘蛛の巣に足を取られていました。
とりあえず カマキリを 草むらに置いたんですが その後 どうなったんでしょう。
最後の力を振り絞って 卵を産んだんでしょうか。
自然界では やっと いろんなことをくぐりぬけて 大きくなり みごもったカマキリも
まだまだ こういうふうなことがまちうけているんですね。
わたしは 厳しい自然界のことを かいまみたようでした。

このライオンたち それを撃った人間 その一瞬の出来事に 残念がるエリザベス(多分) どう判断したらいいのかわかりませんが わたしは夜 光るライオンの目に とりかこまれたとき ライオンの側には 立っていないと思います。



《 2017.10.10 Tue  _  1ぺーじ 》