NEKO美術館 成瀬憲子

「ブロンテ姉妹」中岡洋　文学の世界 NHK　２００８

みなさま　こんにちは　

わたくしは　また　より簡単の方法を　見つけてしまいました。

でみなさまには　虫眼鏡を　ご用意ねがいまーす。

家庭教師で入ったミセス・ジジウイックのがきどもは　本当に大変でしたし

ミセス・ジジウイックも　こきつかうことこのうえなく　困ったものでした。

ところが　その男の子たちが　そのイタズラを阻止しようとするシャーロットに

石を投げて　彼女の額に怪我をさせてしまうんですね。その傷のことを夫人がたずねると

「この子がやったんです」と言わなかったんですね。そこで痛く感謝した　こどものジョンは　「ミスブラウン　ぼくはあなたを愛してます」そういうんですね。こうやって子供を手なずけていくんですね（笑）　「ちょっと家庭教師がごときに　ラブじゃないでしょ」と夫人は言いますが。

ところが　ここに来て　いいこともあったのです。　夫人の父親の別荘に連れて行ってもらうんです。

そこが『ジェイン・エア』にでてくる　ロチェスター家だったんです。ロチェスター家であるソーン・フィールドのモデルはここだったんですね　シャーロットやるなあ。　ロチェスターの妻の匿われている屋根裏部屋（ノートン・コンヤース）のモデルでもあったんですね。

シャーロットはこの場所からイメージをふくらませていったんですね。

少しづつ　思い出してきましたよ。みなさんはどうですか？

＊

私の作品は　シャーロットの家庭教師時代のイメージ　といいましても大してぴったりというわけじゃないんですが　こうやってみたかったんです。

で　そうやれたので　新境地です　はい。

よく　はやく　あの世から　「天国いいとこ　早めにおいで」と声がかからないかなあ

そう思う反面　こういうことがあると（いえね出来る人にしたらささいなことなんでしょうけど）生きててよかったなあと　思うんですよ。