「ピカソとその周辺」フエルナンド・オリヴィエ著 佐藤義詮訳
現在
ピカソの一党は、徐々に離反し、四散していった。1912年には、私たちは既に近い将来に亀裂が生じることが感じられた。結束こそが主な力だったこの芸術家たちの仲間も、互いに会ってももう前のような喜びを感じなくなった。
一種の疑心暗鬼が、彼らを一層疎遠にした。遂に戦争が、この亀裂をはっきりした割れ目にした。一時は不安な気持ちから寄り集まったこともあったが、この和解も長続きはしなかった。
裕福になった彼らは、今では勝手気儘ができ、彼らの趣味の相違が確定的なものになった。
あるものは、彼らにとって常に必要だった孤独を追求した。他のあるものは、それとは反対に世俗の渦中に身を投じた。
もう同じ家に足しげく通わなくなった。新しい友人ができて、昔からの友人を遠ざけた。
ヴラマンク、マチス、フリエツ、マックス・ジャコブのように、パリーから離れて暮らす方が好きだった連中は、ほとんど以前と変わらなかった。
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かってはいっしょに貧乏暮らしをしながら 互いに寄り集まった芸術家たち。
年月が経ち 裕福になった者は勝手気儘な暮らしができ 孤独を追求し始めたのですね。
それは よくあることだと思いますが。この本も終盤に差しかかってきましたよ。
第意一時世界大戦がすぐそこに来ていたんですかね。
結束こそが主な力だったピカソたち
疑心暗鬼になり 亀裂が生じ 会っても前のような喜びが 感じられなくなってきたんですね。
ヴラマンク マチス フリエツ マックス・ジャコブらはパリからは離れて暮らす方が好きだったんですね。
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疑り深い・のりこですが きょうの出し物は そうめんの箱にその日 出てきたものを
入れてみました。 私は「ノコギリン」がいつのころのものなのか ちょっと古い感じがしませんか? テレビではいろんな怪獣が ウルトラマンにむかってきますね。 ウルトラマンもいいですけど これらの怪獣が好きでした。こんなに面白い怪獣を作る人たちは よく考えられるなあと。
懐かしい手紙も出てきました。ぶるーのインクでペン字 これもいいですね。
河合先生発の「箱庭」と言いたいところですけど 箱庭はもっと奥が深そうですから
「プレーイングルーム」としますか。
とします。