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おたより

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ぴーさんからのおたよりです。

こはのちゃん うれしそうですね。
夫マンさんも きっといい気分転換かもしれませんね。
ぴーさんは その間に ごきげんに針仕事なんですね。
いいじゃないですか。
子どもたちが小さいとき 夏はプールに 夫セイがつれていきました。
島根県の海にも行きましたけど こういうときは 私も付いていくのですが
もう へとへとで はやく家に帰って じっとしていたいと 思ったものです。
そのくせ ゴミ拾い(宝探し)となると こどもをおんぶして 熱中したものです。
しかしゴミ拾いは できれば一人で 思い存分自転車を走らせて あちゃこちゃ
うろうろしたかったですね。

お母さんは なにかと家事とか 身の回りのことで 忙しいでしょ。
お父さんは 体を動かして 子供を喜ばせたいのですよ そうじゃないですか?
そう思うと気がらくだし 体も楽になるしね。

ぴーさんが最近読まれた本に「存在感を育てる」という言葉が出てきたんですね。
どういうことやろ 面白そうですね。どうしてぴーさんは「存在感」が育ってないことになったんですか?

私ね 高校時代 大学時代 自分が存在感がないと もうあかん!と思っていたんです。というのは 私は背は低いし 顔もぱっとしない そう思うと めげますよね。 なんとかして改善したいと思ったんですね。いろいろやりましたよ。 それは友達が結構 もてる子だったからだとも 思うんです。 そしてまわりの男の子は そういうのに 集まるじゃないですか。
いくら 絵画好きでも 日記いっぱい書いてても それは身につけて 歩くわけにはいきませんしね。この一番 恋人だとかボーイフレンドとか騒ぐ頃 この世の中は不公平じゃないかと。 おしゃべりもかけひきも とっても疲れるだけで。

でも 「存在感」を自分は どこで仕入れて来たのか とても意識してたんですよ。
あるとき 「あなた そんな身長だったの?」と言われたんです。きっと大きく見えたんだと 「存在感!」とうれしくなりましたね。苦肉の策をあみださなければね。 今かんがえると けったいなやつだけど。 入り組んだ性格だから 笑う時もへんなときに とまりませんけどね。 
ぴーさんのいわれた「存在感」とは? 笑ってみると「存在感」は増すのですか?
そして「存在感」は育っていくもんなんだ。そうかもしれませんね。
私は今頃 「存在感」より「無理しないこと」だと思うようになりました。
でも あのころがあって そういう気持ちが出てきたのかもしれないですね。

朝ドラの宗男さん ちょっと暑苦しいですけど 田舎じゃ浮いてしまいそうだけど
しばらくしてくると 人の目を気にしない 自分の考えを持っている男なんだなあと
わかってきますよね。まんず(なまってどーすんだ?)まわりの人たちが 宗男さんにやさしいですよね。これありそうで 案外ないですよね。
自分がどんな人間であっても 「これがわたい」と受け入れられるのは とても弱虫だった自分からすると 変化できたのかも。それと年齢かも。ときにあの頃の情けない私が顔を出すことも。
ぴーさんの言葉にこんなにも反応してしまうのも 語らせてくれたぴーさんに 感謝したいですね。ぴーさんはそんなに熱く言いたかったんじゃないのかもしれないのにね。

ごめんなすって 

《 2017.08.19 Sat  _  おたより 》