who am ?I

PAGE TOP

  • 07
  • 15

河合隼雄先生

スキャン3102.jpeg
河合隼雄先生 「考える人」新潮社から

心理療法のひとつ 「箱庭療法」
私は ひとりひとりが砂のはいった 箱の中に
どういうことを やっていくのかしら 
そう 思います

それは 先生とその人にだけわかっていく 過程が あるのかな

私は この「箱庭」ということばが 気になって
実は 自分が ものをおいたりしつづけるのは 自分の箱のなかに
入れて行く行為だと 想像すると そんな気もしてきます

大きな海だって 箱のなかに切り取って入れてみる
貝殻だって入れてみる
魚だって入れてみる

いやいや そんなに計画立ててやらなくても すでにいたるところに
箱庭は 出現する

自分の中に箱庭を通じて入って行くのは 案外難しいなあ
「ひとりあそび」というあそびに転じてしまいそうだからね

じっくり 自分の中に入って行くのは いつまでも考え続けられる人なのかも
その考えることを すこしずつ 先生とお話ししながら 形に出して行くのかなあ
形に出れば すこしはすっきりする?

木が 背の高いのや低いのがあるなあ
家もある
写真は ここまで


上の作品は ノリコ・リーの箱庭 
ブルーの布がしいてある
むこうは 夕焼け空にしようかな
それだけ?
いま からすがないてる それも 飛んで横切ることにしよう
そこにつばめの つやのある 忙しそうな声がする
それはツバメ飛行させよう みごとだ
ぐるぐるまきのひもは 複雑そうだが しれている
枯れ葉は なににしようか
花瓶には 油絵の具で 線を描いた
5時には 見張り灌木と 見張り皿をしまわなきゃ
皿の真ん中に 今日拾った十円玉をおいてみた

ルーシーのごきげんをとるのは もう一人 ピンクのうさぎが
加わった
このおもちゃがいる箱も 陶器のいれもの
陶器は 食器だけにしておくのはもったいない

いろんなことがらが でもしれてる
私の頭は 案外単純かも



《 2017.07.15 Sat  _  1ぺーじ 》