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ピカソとその周辺

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「ピカソとその周辺」フエルナンド・オリヴィエ著 佐藤義詮訳

ロシュジュワール大通りのレルミターシュ
つづき

 人々はそこでは互いに話もせず、挨拶も交わさずに肱で(ひじ)突き合うだけだったが、グループごとに好きな場所があった。カルコの小説から抜け出たような青年たちが、彼らの女を待っていた。時に、彼女たちが芸術家に誘惑されて、その代り彼女たちはその男たちから少々手荒い叱責をくらった。
 そこでは幾度か喧嘩も見かけられたが、ただ一度ブラックと私は、ピカソが彼を少し乱暴に押した一人の客に腹を立てて、その男の「顎に一撃」を加えたのを見たことがある。私たちはびっくり仰天し、ブラックがあわてて両人を引き離したが、ピカソの相手はとても残念がっていた。その日ピカソは勝利を得たのだが、彼はそれが得意でないこともなかった。彼はどの拳闘試合も欠かさず見に行っていたことを言い添えておかなければならない。

***

拳闘という言葉は 今も使うのでしょうか。
カルコの小説から抜け出たような青年たちが、彼らの女を待っていた。
カルコの小説がどんなものかわかりませんが 「その青年たちには彼女がいて その女に手を出そうもんなら その青年からこっぴどくやっつけられた」 というわけなんですね。
ピカソがその青年の一人に押されて アッパーカットを青年の顎にくらわした。 まるで映画かなんかのようですね。 たしかピカソはブラックたちと拳闘の練習をしたことがありますよね。 だれとだれでしたっけ ブラマンク ブラックと三人でしたっけ?
そこで 拳闘のおぼえがあるピカソが。

さて わたしのところにいっていいですか?
これはとても古い雑誌ですよ。「ダミア Damia」が出ていますよ。シャンソンの人でしたっけ。  パリですよね  古きよき 
ダミアとピカソが時代としてつながるのか わかりませんが。
《 2017.06.04 Sun  _  ぷれいんぐルーム 》