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かいたつもりなんだけど

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とり  NEKO美術館発

わたしは とりに特別な思いをもっているわけではありません。
でも ときに鳥に出会うことがあるでしょう
それは水鳥でした

水鳥でいちばん目についたところは その足もとでした
水かきと ひとことにいいますが その動き 足の形
面白いし そこばかり見ていましたよ

ですから この絵だって 鳥の羽根の色とか くちばしの形とか
は でたらめなんです
この水かきだけを 一生懸命近づけたいと 描いたつもりなんですけど

はなしはかわりますが
イエスかわさきのことをご存知ですか?
ははは ご存じない。 あたりまえです。私たち一家が知ってる人ですから。
テープレコーダーが動かない話を 最近しましたよね。
ところが 一つだけ 正確に動くのがあったんです。だからテープを少し捨てましたが
まだまだのこっているので 再び聞いてみようと思っているんです。
その中の一つが「イエスかわさきをインタビューする」というテープがありまして
彼はいろんな楽器を 人に教えててもらうことなく バイオリンでもふえでもピアノでも
日にちをかけて おぼえて 人前(街頭で 外国でも)でひいてとにかくそういう音をならすのが好きなんだそうなんです。 その演奏は
「かっこいいなぁ」と彼が見て感じてしまった人が最初のとっかかりで バイオリンなんか思うようにひけるまで 大変日にちがかかったそうですよ。そのひきかたは雰囲気があって 素敵なんです。
なんでイエスかわさきかというと あのイエス・キリストの絵なんかによく似ているからです。何年も前にこのインタビューはとりました。
ドンキホーテではなべをあたまにかぶって チンドン屋ではそのかざりものなんかは自分で作ったり集めたりして。
そうそうこの「水鳥の足」に少しつなげて言うなればですね このチンドン屋の最初の足もとは そっとはじまって やがて音がちゃんちゃんちゃんなるというものでした。
わたしはやはり その出だしの足もとが 面白かったのでした。
イエスかわさきは この音楽に関して いっぱいしゃべってくれましたよ。



《 2017.04.10 Mon  _  思い出 》