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おもいで
思い出すこと NEKO美術館発
「星が出とら（でてるわ） おまえがあした行くのに 天気にならんとなぁ」
母は言った
星が動いているのか 私の目が動いているのか ゆらゆらしている
こうして 星を見るのは 久しぶり
田舎の空は真っ暗な中に キラキラ輝くものを見ている感じ
大げさだけど 「ああ地球にいるんだな」って気持ちになる
これも久しぶりの気持ち
わたしは 兵庫の実家を高校を卒業すると 東京にいきました。
大学を卒業すると こんどは大阪で就職しました。
やすみのときに 家に帰ると 時計がべつの時間をもっているようでした。
そして しばらくとまどうのでした。
父母はやはり その別の時間の中で 相変わらず畑に出たり。
わたしは末っ子でしたので 父母は２人で生活していました。
そんななかでの 思い出です。
《 2017.04.01 Sat _ わたしでいいですか 》