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待っておりましたところが
編んだ花瓶 NEKO美術館発
これははじめは くつのつもりでした
ところが 一本足の動物はいないし
だいいち履きにくくて履いた気がしないのでした
で くつは しかたなく 待っておりました
まっていると だんだん 理想が高くなるのでした
それを お聞きになった 神様のような人が
人間の手を使って そっと入れたのが
この花です
くつはどうやらヘタクソな者に作られたらしく
わらいをおぼえるほどのものでしたが
そういう者にこそ 美しいものがそえられると
一段と美しくなるのでした