柿 NEKO美術館発 2016年10月
ーアパートの窓から柿の木が見えます。
引っ越ししてきたときはまだうっすらオレンジ色でした。
今はきっと食べごろ。
収穫される様子もなく...このままポトンポトンと落ちていくのかな。
「おいしそうだねぇ」とこはのと見ています。
のりこさんのお家の、秋の窓からは何が見えますか?ー
ぴーさんのおたよりにこうありましたが きょうちょうど
ふうゆうがき(ふるさとではそうよんでいました)をもらいましたよ。
甘柿です。
がりっと 子どもの頃は 柿の木に登って 食べたものです。
ところが 今の歯ではそうはまいりません はい。
で それをねガラスのきれいなおさらに 入れてみたところが
きれいでした。
で ぴーさんのおたよりをみて「柿の話やん」というので
こういうふうになりましたよ。
ぴーさんの所からごらんになったすずなりの柿は さて渋柿でしょうか
それとも 甘柿でしょうか。きっと渋柿です。甘かったら 動物たちが黙っちゃいませんよ。渋柿ほど渋いものはありませんですよ。
わたしの 柿の思い出は 濃いのです(笑)
たとえばね もしこの柿が渋柿だとするでしょう。でそれはやがて「じゅくし」
といって ふくろの中の甘いゼリーのようになるんです。これは渋柿のほうがいいゼリーになるんですよ。そこにね おなかのすいた熊がやってきて食べれば きっとおなかいっぱいになるとおもうんだけど だけどそのころには 冬眠に入ってるのかなぁとか。
わたしの悩みは尽きないのです。
柿の木は おれやすいので 登るのは危険ですが 子どもの頃わたしはてっぺんの
「じゅくし」をどうしてもとりたくて 登るとゆらゆらゆれたのを おぼえています。
わたしはきっと子どもで 軽かったのですよ。