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現住所は空の下

現住所は空の下

一期一会
「光り男」

 ぶらぶら歩いていると、いろんなものと出合った。山もある。風もある。夕暮れや夕焼けもある。月や星もある。小川もある、気や草や花もある。石もある。湖もある。村や町もある。丘や林もある。海もある。魚もある。虫もある。鳥もある。けものもある。それから、人物たちもある。
 人物についていえば、わたしとどっこいの浮浪者みたいな人もいた。九州では"かんじん"とか、"ほいと"とか、"おもらい"とかという乞食もいた。頭にニセのつく坊さんもいた。行商人もいた。占い師もいた。絵師もいた。神農さんなどの札売りもいた。世間師もいた。クスリ屋さんもいた。バッタリ屋というなんでも屋さんもいた。気がおかしい人もいた。そのほとんどが男で、若い人たちもいたが。陽焼けと旅の垢のせいか、みんな爺さんに見えた。それに、そんなことをたのしんでやっているのか、悠々と見えた。
 なかには学校の校長先生みたいな人もいた。修行を積んだ高僧みたいな人もいた。どこかのお大人みたいな人もいた。学者や哲学者みたいな人もいた。何かの達人みたいな人もいた。忍者使いみたいな人もいた。仏様か神様みたいな人もいた。

***

高木さん いろんな人や生きものや風景に出会って...
私は ひとりひとりの職業やら読んでみると またもう一回「だれとだれやったっけ?」と読みかえします。
「みたいな人」というのもあって。
そのほとんどが男で。
女はと私はいいかけて... 高木さんはそのことについてもほかのところで 書いています。
高木さんは これらの人やいろんな事に出会う ぶらぶらあるきをしながら。
自分をぶらぶらしたこと ないなぁと 私は黙ります。
南海の酋長ツイアビみたいなことも 考えたことないなぁ 私は黙ります。
黙りますけど ぱたぱたと打ってみたいです。きょうも途中まで

さいならさいなら
《 2016.03.10 Thu  _  1ぺーじ 》