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とんびいろ

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色彩の冒険者たち 中山公男の続きです。
作品はミロ オランダの室内111 1928です。


鳶色(とびいろ)

 茶系統の色彩とは、いわばニュートラルな色彩である。あらゆる画家たちが、このいわば大地の色彩とも呼ぶべき色に慣れ親しんできたが、しかし、それらは、何らの自己主張をもたないかのように画面のなかで控え目に補助的な役割をつとめてきた。キュビズムの画家たちが、その造形的実験を際立たせるべく色彩の主張を抑制し茶系統の色彩を多く用いたのもそのためであるし、カリエールのようなセピアをもっぱらとした画家が奇異に思われるのもそのためである。じっさい茶色の画家をコロリストと名づけるほど見当ちがいなことはない。だが、ただ一人ブラックは、キュビズム時代以降において、しばしば、奇異な茶色の冒険をこころみ成功している。そこでは、茶は、もはや中性的であることをやめ、さまざまな事物の存在性の証言そのものであるかのように低い声で語り続けている。

***

鳶色 え そんないろあったっけ?
でもあわてたらいけませんぞ 鳶でしょ とんびの茶色。
なぜ茶色といわなかったんだ?
でも、なんか色彩の話にも夢がありますよね。
キュビズムの画家たちが色彩の主張を抑制するため そうか抑制の色なんだね。
確かにこのミロの絵だって赤なんか主張してるもんね。
コロリストはなんでしたっけ コロリと忘れましたが ブラックのことが出ていますね。コロリストじゃないんですね はい。そこからあとがええんですよ。

「だが、ただ一人ブラックは、キュビズム以降において、しばしば、奇異な茶色の冒険をこころみ成功している。そこでは、茶は、もはや中性的であることをやめ、さまざまな事物の存在性の証言そのものであるかのように低い声で語り続けている。」

わたしはブラックの茶色に注目していました。ブラックがピカソと競争しても あの眼力でブラックは負けるやろな。でもね、ブラックの茶色 こげちゃいろは静かで なんともいえんブラックらしさです。ここではブラックをおしたいところです。 ま わたしが この人差し指でおしたところで なんの役にも立ちそうにないのですがね。
「低い声で語り続けている」しびれるなあ

さいならさいなら


《 2015.12.13 Sun  _  1ぺーじ 》