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ゴーグ

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『印象派時代』福島繁太郎著 昭和18年 光文社の続きです。

ゴーグ

パリ時代(1886年3月ー1888年2月)

 遂にパリに出た。まづコルモンの門下になった。初めの頃はオランダ時代の画風の継続である。私はこの期に属する「破れ靴」の図を見たことがある。労働者でもはきそうな、頑丈な一足の靴が図の中央にどっしりと描かれている。
 色相はオランダ風に暗く、黒と樹脂色が主である。明暗の対照は強く、ハイライトには白を用いている。タッチは荒々しいが、デッサンは正確を極め、対象に執拗に食い下がる並々ならぬ意欲を感じる。はち切れるような情熱的な絵であるが、気分は暗い。貧しき者の中に美を求める彼の特色のよく現れた絵である。これをラアル・プロレタリアといえば今は禁句となるが、頑健質実の中に美を求める、といえば当世向きとなろう。
 パリはゴーグにとって驚異であった。彼はパリに来て色彩で物を描くということを初めて知った。オランダにある間は黒と白との明暗の調子を基本とする厳粛な、しかし陰鬱な絵より知らなかったのである。美術館をしばしば訪れてはドラクロアの絵の前にたたずんで飽かず眺め入った。

***

ゴッホがパリに来て どんなにその色彩で描くことに興奮しただろうと 思いますね。
「ラアル・プロレタリア」これは当時は禁句だったの?これが昭和18年発行を感じさせますね。これは「頑健質実」なんだ。
ドラクロアの絵にえらい感動したんですね。
「破れ靴」まえにどっかでアップしましたね。
貧しい人々 ちまたの光景を色彩豊かに描く。そんなゴッホのことが なんかここのぺージでわかってきたような気がします。 
「サントマリーの小舟」どうですか

さいならさいなら
《 2015.12.10 Thu  _  1ぺーじ 》