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ブロンテの生きた時代

『ブロンテ姉妹』その知られざる実像を求めて 中岡洋 NHKの続きです。

ブロンテの生きた時代ー家庭内天使

産業革命

 イギリスにおいて、女王陛下が君臨している時代は国勢が隆盛を極めるという言い伝えがあった。ブロンテが生きた時代は、その女王陛下「ヴィクトリア女王」(1819−1901)が統治し、言い伝え通り国力が増大し平和と繁栄が続いた。
 とくに18世紀半ばから始まった産業革命の影響によって、人々の暮らしは大いに活気づき発展した。紡績機械の改良、蒸気機関車、蒸気汽船、後には電話機、電灯、石油使用などによる産業の発達は家内工業から大規模工場へ産業、経済組織を飛躍的に変革させた。また19世紀後半においては、ガスの使用、水道施設の整備、缶詰製造、冷蔵庫の利用等は家庭生活を著しく向上させたのである。
 とりわけ画期的だったことは、1830年代から40年代にかけて石炭の運搬のために鉄道が敷設されたことであった。さらに1860年〜70年には労働者の住宅地域と工場地帯を結ぶために全国の鉄道網が飛躍的に伸び、人々の生活は一新されたのであった。たとえば『嵐が丘』(1847)の主人アーンショーは所用でリヴァプールまでの道のり片道60マイル(96キロ)、それも徒歩旅行を行う記述がある。
 アーンショーは往復120マイルの(192キロ)の徒歩旅行をして3日目の夕食時までに帰って来る予定であったが、真夜中の帰着となったと書かれている。これは1800年以前の設定であるが、たとえ遠方であっても馬車を持たない貧しい人々はひたすら歩くしかなかった。それゆえ馬車を使うことができる人々の活動の幅は比較的広かった。それが『嵐が丘』の裕福なリントン家とアーンショーン家の差であった。ところが、その馬車より革新的なものが発明されたのである。

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馬車に乗れない人々は 何日も歩いて目的の場所に行かなくてはならなかったのですね。お金のある家は馬車。これは1800年以前の話です。
ええっと モーツアルトは馬車に乗って演奏活動をしに行ってましたね。7歳になった頃にはミュンヘンに姉や父と馬車に乗ってます。お尻がメチャクチャ痛かったらしいですが。1762年。
イギリスでは1800年ごろまでそういう歩いたり馬車でいったりしていたんですね。ミュンヘンとイギリスとどういう関係があるんだい ということですが 自分が本でおぼえたことを わざわざひっぱりだしてきて 見比べてみたりするのが好きなんです。
いよいよ『嵐が丘」がでてきましたね。馬車に乗れるリントン家と歩きのアーンショーン家 いやこればかりではない 馬車より凄いものが発明された?

女王陛下の君臨している時代は栄えるとかいうジンクスがあったんですか?いまもエリザベス女王や。なんで女王なんやろというのも これなんですね。しかしその頃のイギリスはえらい産業革命ですね。どんどん目がまわるような発展ぶり

さいならさいなら
《 2015.12.01 Tue  _  1ぺーじ 》