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ドビュッシー

『音楽と文化』河上徹太郎著 創元社 昭和13年

 ドビュッシー

 フランス近代楽派がロシヤ国民楽派から影響、というよりインスピレーションを受けていることも否み難い。それはある程度個人的な事情である。すなわちドビュツシーがムソルグスキーの「ボリス・ゴドノフ」から非常な感銘を受けたこと、ディアギレフ一派のロシャン・バレーが20世紀初頭にパリの劇界を席巻したことなどがその代表的現象である。しかもこれらの事情は個人的だあるといっても結果としてフランス音楽全体の中に少なからず影響を及ぼしているのは事実だ。いかにフランス音楽の伝統が豊富であったにしろ、ここにロシヤ音楽によって一つの「方向」をあたえられたのは事実だからだ。
 フランス音楽の伝統についていえば、バッハ以前のラモオ・クーブランの世紀は去り、19世紀にはイタリー大歌劇流れを汲む歌劇作者の外には、純音楽家としてベルリオズ、フランクの二人くらいしかなかったが、中でもベルリオはむしろドイツ浪漫派の落とし種といっていいほどの存在であり、フランクは自らドイツ音楽と競うにはあまりに寡作(かさく 少ない)かつ求心的な作家であった。ただしそれだけにフランクの音楽精神は凝結して高弟ヴァンサン・ダンディー一派の楽派を形づくり、浪漫派音楽をラテン精神の中に建設する原動力をなした。

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フランス近代楽派はロシヤ国民楽派から影響を受けたということなんですね。
ロシヤ国民楽派はドイツ浪漫楽派の直系だったんですね。シューマンやブラームス ベートーベン シューベルトなどドイツ浪漫派は(リストなんかも加えるのかな)すごかったですよね。
ドビュッシーがロシアバレーから影響を受けているんですね。革命前のロシヤは宮廷音楽が盛んに演奏されていたんでしょうね。ヨーロッパの一部分のようにね(あってるかな?) フランクは浪漫派音楽をラテン精神の中に建設したんですね。かのベルリオズがここにでてきましたね。この人はフランスの作曲家でしたけれども 当時はイタリー歌劇の影響が強かったんですが ベルリオズはそれからはずれてドイツ浪漫派というわけですね。

あーすぐ忘れてしまうんですけど 勉強した感じです はい。

ドイツ浪漫派が なんてったって クラシック音楽の 親分なんですかね。

さいならさいなら
《 2015.10.19 Mon  _  1ぺーじ 》