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おたより

ぴーさんからのおたよりの続きです。


「ふたりのイーダ」のおたよりのお返事ありがとうございます。
パチパチとたくさんの文字を打ってくださり、ありがとです!

原爆を落とすことをきめた大統領トルーマンのお孫さんのこと、
初めて知りました。
エノラゲイに原爆を積んで飛んだ兵士。
原爆投下を実行した兵士。
原爆をつくった化学者の女性。
戦時中と戦後では、気持ちや状況は様々なのですね。

戦後記録画を描くよう要請されたレオナール・フジタさんは、
敗戦後には戦争に協力したと非難されてしまい、
パリにわたったそうです。

「だるまちゃん」の絵本のかこさとしさん。
中学生だった戦争の時代に「軍人」になろうと決めたけど、
近視のため陸軍士官学校の受験資格なしと判断された途端、
これまで『頑張れ』と言っていた先生や校長先生の態度が変わって、
てのひらを返したように
『なんだ、軍人にもなれんようなやつか』と言われてしまったそうです。

戦後に軍人を「日本人か」と罵った大人と、
戦時中に背広姿の人を「非国民」と呼んだのが同じ人だったことを、
かこ青年は見抜き、嫌悪した。とインターネットの記事で読みました。

なにもわからず「軍人」になろうと思った幼い自分を
責めるような記事も、どこかで拝見したことがあります。

***

ぴーさんおたよりありがとうございます。
「ふたりのイーダ」はぴーさんにいろんなことを教えてくれたんですね。
私は2005年に「DUTY」という本で エノラゲイにのって原爆を投下した軍人のこと
を知りました。そのころ私は娘にホームページを作ってもらっていて こういうことも打っていたのです。この時は 「どこの国でもその指導者は間違いないしっかりしたのを選ばなきゃいけんわ」と思いました。しかし そのためには 「日本の事 世界の事をよくわかってなあかんわ」と。 ところがこれがむずかしいんやなあ。 明治の時代から 鎖国をやめにして 日本人は外国を相手にいろんなことを経験してきたんですよね。
 歴史ドラマを見たり 戦争の時の話 戦後の話を見て行きますと わかることもいろいろありますね。だけど外交となると あっちの思惑 こっちの思惑 それぞれに 知恵をしぼってるんですよね。歴史に学ぶ。日本は こういう番組がテレビでも多いいほうなんですかね。

原爆を落としたことについては この前トルーマンのお孫さんとか 数年前にはアメリカの戦後日本にやってきたカメラマンの息子さんがいて その事実を理解しようとしていましたね。 いい外交ってこういうもんかも知れないですよね。 日本人だってユダヤ人を助けようとした人 荒れ地に木を植えた人 井戸掘りをみんなでした人 どこの国でもすごい人はいたし いるんですよね。 
 武器なしで「とことん話し合う外交ロボット」
そこの頭のいい機械工学の先生 お願いしますよ。人任せじゃ駄目ですか

「DUTY」を読んでから10年 今年は去年にもまして7月8月は あらたな戦争の実態が知らされたりして 前回にプラス「同じ日本人どうしでもひどいやん」と思ったり。
でも これ現代でも みぎへならえとか いじめとか あるなあと思ったり。自分の意見が言えなかったり。意見言うときすぐけんかごしになって 議論がへたやったり。子どもの時から 意見はいろいろあってもいいのよ なんてこと 家でもやってへんかったなあ。正しい事 はじめからつくってたりしてね。
でも 若い人たちが政治に関心をもちはじめたんですね。私ですか 今どきどきしてあきません。

あれぴーさんいっぱい書いてしもたわ。

ひとはみにくく ひとはすばらしい それはどこでもいえること
そう思いたいですが。

ゆっくりね


《 2015.08.24 Mon  _  おたより 》