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おたより

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これはみをぎさんからのはがきです。2014年のものです。


みをぎさんおたよりなつかしく拝見しました。

蕪村の歌ですが みをぎさんの筆で ふんわりとした雪が 外にも文字のうえにもあるようです。
ここで 「宿かさぬ」とありますが これは文字通りなんですかね。人の家を一軒一軒訪ね歩いても どこも泊めてくれない そういう意味なんですかね。 火影は見えているけれども 断られる。 雪深い家並が 目に見えるようです。 
  
雪がふると なにもかもが真っ白になって それは夕方になると さびしいものです。 昔 私のいた田舎の家も わら屋根があったりして あかりが 奥まってありました。 外灯も 少ないので 都会より ずっと暗かったですね。もっと昔なら なおさらのことでしょう。  その奥まったあかりが やっぱり小さくたよりなくてね  都会からかえって来て そのことをはじめて感じたものでした。 子供の頃はそれがあたりまえだと思っていたからです。

昔のこうした歌人など 泊る宿など 決めずに旅をしている人は 夜が近づいてくると 心細かったでしょうね。 山頭火の旅をよんだ歌など 昔の人はこんな なんていうか 大変な旅をしていたのかと思います。 汽車があるわけでもなく 歩いていったわけでしょ。
今よりそういう人たちが 多く歩いて旅してたんですかね。 今だと一番近いところで 自転車ですかね。 そういう旅の様子を 想像してみると すごいですね。 歌人というのはそれなりに尊敬されていて 受け入れてくれる所もあったかもしれませんが。
 
「昔の旅人になる」ですね。

おたよりおまちしてます。 そちらはだいぶん暖かくなってきたでしょうか  
《 2015.03.14 Sat  _  ちまたの芸術論 》