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1ぺーじ

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『植草甚一コラージュ日記』の続きです。
次のぺーじを少し書き写します。

十時に起きて、「鬼平」九枚めから始める。宮原さん来て向こうの部屋で西武ゆき出品物の再整理を梅公と一緒にやっている。朝日福原さんから原稿のサイソク。双葉社からウエスターン相談会の日取りの件。「鬼平」をやっていると、五時に福原さんと杉山さんがやってきて、アサヒグラを出した。表紙にセキネ・テイラーでつくったオーバーを着ているシャシンが出ている。梅公がお茶を持ってきたので見せ、あしたセキネに電話するといい
と言った。原稿のほうは出来ただけ渡し、残りはあす芝プリンスホテルであるスイング・ジャーナルの受賞パーティで渡す約束する。六時ごろ十二枚めから続きをやる。
***
一月十九日朝日の「鬼平」の原稿ををはじめる。津野さんと瀬戸さんいろいろ相談にくる。あいかわらずですね。 (今日はわたしが眠いです)食べ過ぎかなあ。これもあいかわらず。(関係ないか) 「鬼平」が出るとニューヨーク行きも楽になるだろうと考え始める植草さん。ニューヨーク行きはお金がかかるからなあ、という意味かしら。  文房具はアメリカが安くてよくできてる、そうなんだ。 ボールペンも。やわらかく濃く出てくる、そうなんだ。まあ、ペンはあちら、筆はこちらってことなんかいなあ。 わたしのかって使ってたシェーファ、これってUSAなんや。(わたくしごとですみませんが)どういうわけかずっと中国製やとおもてましたわ。このかんちがい、長かったなあ。シェーファーのインクいっぱいのこってる。シェーファーどっかで捜して来よう。 イギリスで3本くらい買って来たのが最後。 太字で書きやすいのです。(ここらへんで目がさめました) ボールペンもUSA、おーいUSA! (かぶれすぎ) はさみはイタリア。ホフリッツね。わかりましたよ植草物知りさん。ゾーリンゲンはドイツ?  今はどちらもネットなどで捜すんでしょう。
時代は私の時代からもだいぶん変わりました。植草さんの時代からすればもっと、だってお父ちゃんの時代ですから。 でも私の時代と植草さんの時代が重なるときがあるんです。 こんなことあたりまえなのに不思議ですねえ。
アサヒグラフの表紙にセキネ・テイラーでつくったオーバーを着ているシャシンが出ている。 ふむ、そのオーバーを着ているのは植草さん? それともそのコートがほしいってこと? そこのところ知りたいよー。 ファッションの話好きなんです。セキネ・テイラーのコートってどんなコートなんだろう?
「のりばあ・カイゾー」だってお見せしたでしょう? ケンゾーだってイッセイだって、知りたいもの。カンサイのファミリーヒストリーよかったなあ。(そこらへんでストップ!)
プリンス・ホテルである受賞パーティとセキネ・テイラーの関係は? まるで推理ファッション小説だね。
《 2015.01.12 Mon  _  ちまたの芸術論 》