who am ?I

PAGE TOP

  • 10
  • 11

1ぺーじ

317.jpeg
これは昭和57年に発行された『ユリイカ』特集シャンソン です。ユリイカは青土社というところから出てるんですね。セルジュ・ゲンスブールのインタビューの1ぺーじです。 「憂鬱と夢想が、わたしの麻薬だ」なんてこと言っちゃって。作詞・作曲家・歌手、シャンソン界の異端児。まるでそんな人ですね。 この無精ひげ。たばこをくわえて何を考えてるかわからない。かってのお相手ジェーン・バーキンとはどんな生活ぶりだったのかしら。などとちまたのすずめはこう考えたりして。 でもこういうのが「リラの門の切符切り」「夢みるシャンソン人形」「さよならを教えて」「ジュテーム・モア・ノン・ブリュ」「「メロディ・ネルソン」などをつくっちゃってるんですよ。まあ、わたしは「夢みるシャンソン人形」しか知りませんが。 トレードマークの無精髭は?の質問にはこう答えています。「無精だって、とんでもない。私は一日に三回もちゃんと髭をそっているよ。ただし、二、三ミリのヒゲを必ず残せるような特別製シェーバーでね。常に無精ヒゲを保つというのは、生易しいことじゃない。実は兵役に行った頃私はまだヒゲが生えていなかった。仲間たちは朝起きると、みんな並んでヒゲえお剃るのに、私はそれを横目で見ながらコンプレックスを持っていた。それが三十歳になって、やっと生えてきた。そのヒゲを誇示したかっただけだよ。」 ここのところが「おやっ」と思って こういう人のインタビューっておもしろいんですよね。 「素行は決して悪くない。私はあまりにも混乱した頭をもっていて、うまく他人とコミニュケーションできないから、・・・私の存在自体が他人を挑発するのだろう。私はグループで楽しめない人間なんだ。二十歳の頃、友だちの集まるパーティなどがあった。そんな場に私が行くだけで、楽しい雰囲気をぶち壊してしまうのさ。つまり、私は目障りな証人であり、覗き趣味的存在で輪の中に入れないんだ。」とね。 それを今でもこの人はそのままそれをやってる。にじみでてますよねえ。こんなこと書いてあるからやめられないというか。
《 2014.10.11 Sat  _  ちまたの芸術論 》