2016.07.26近況(思った以上に長文になりました)

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どこかのホテルかなんかかしら〜
という庭になりました。

ウッドデッキをくり抜き、ハナミズキをあらたに植栽しました。

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植栽の前日のだんなはん。ウッドデッキを3年ぶりに掃除してくれました。きれいな木の木目が復活!


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関西は先週に梅雨明けして、こーんな夏空になっていたのですね。こちらは2階のリビングから見える山と空。ああ〜なつやすみ〜と、TUBEの歌がながれてきそうな日本の夏の空という感じです。


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庭を何年かかけてつくっていきたい。ということで、去年庭を作ってもらってから少しずつ木を足していこうということで、今年も2本の木を植えてもらいました。ウッドデッキにはハナミズキ、東向きの大きな窓からみえるようにジューンベリーを植栽。

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つるさんという職人のおじさんが、めっちゃかっこいい。作業着のズボンや、帽子なんかにもこだわりを感じます。

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庭をつくってもらったルーツアーバンストアの藤田さんがわたしたちの希望をきき、木を探してきてくれました。枝ぶりや形など、センスのよさを感じます。
水あげが足りてないらしく、もっとしっかり水をあげてね。と言われました。ヒーごめんなさい〜
朝晩2回、ほんとうにたっぷりあげなくては木がしっかり成長しないらしいのですね。がんばります!

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デッキブラシには、子供のカマキリ。

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そして、なんとホームセンターで買ってきた小さなすいかの苗が、びっくりするくらい育ち、ひとつだけ実がなりました。結構立派でびっくりする。
夏の庭になってきましたね〜。
あたらしくやってきた木には、早速セミがやってきて朝から大合唱です。

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先週の3連休は、わたしの実家に帰省。
安曇野の絵本美術館「森のおうち」で、はたこうしろうさんとおーなり由子さんの夫婦展が開催されていたので、見に行きました。おふたりの在廊日ではなくて残念でしたが、初めてみる原画を前にだんなはんもわたしも、興奮しきりでございました。
はたこうしろうさんの「なつのいちにち」の原画は、安曇野のこの雰囲気にぴったりで、思わずノスタルジックな気持ちになりなんともいえず、ぐっとくるものがありました。
そしておーなり由子さんの原画と言葉のセンスに、これまた目頭が熱くなりました。ほぼ涙を浮かべながら原画を見ました。「かか、なんで泣いてるん?」の無邪気な質問には、説明が長くなるから・・と、はぐらかしたのはいうまでもありません。そしてまたこの3連休がハードなスケジュールすぎて泣きたかったのに泣けない・・という涙が、混ざっていたのかもしれません・・

わたしたちが来た前の週に、はたさん、おーなりさんご家族がいらしたらしいのですが、わたしのような(笑)熱狂的なファンも多かったらしく、とてもにぎわってサインをしてくださったりしたのだそうです。うらやましい。。

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実家で母とハヤオ。
ハヤオのプライバシーうんぬんと、書いたばっかりなのだけど、いい写真だったので。母のアトリエは子供達は大好きでかなりレアなおもちゃがあるんですね〜
母は去年の夏以降、ちょっと元気がないのですがひとまわり小さくなり(ええと去年までが大きくなりすぎていたので逆にちょうどいい)マイペースで暮らしておりました。
いつも弟家族が東京から帰省するときにあわせて帰っていたのですが、今回はわたしたち家族だけの帰省だったので、のんびり母と話せたりもできて、1泊しかしなかったのだけど会えてうれしかったなあ。と、いう感じでした。
わたしが独身のとき、大阪の服飾学校を途中でやめて帰ってきて3年くらいかな?実家で暮らしていたときがありましたが、その時代は毎日のように母にくっついて、母もわたしにくっついて、喫茶店や本屋へいって、スーパーに行き、朝も夜もいろんなたわいない話をして毎日が過ぎていきました。
母とわたしにとっては、あの時代が一番幸せな母と娘の時間でした。
でも、この居心地のよさから抜け出せなくなるようなこわさもあり、当時長くつきあっていた恋人と別れ、大阪へとまたひとり飛び出していったのでした。あれからはや15年。もう15年近くになるのか。
引っ越し業者がくる前の、大阪の下町の千林のマンションで近くの商店街の布団屋で2組の布団を買い、母とわたしとなにもない部屋で寝た日のことを思い出します。その晩、これから先わたしはどうやって生きていったらいいのか。と、しくしく泣いて母もそんなわたしをみて、心配で心細くなって途方にくれた。と、のちの母の日記を読んで知ります。

それから、学生時代からの友人の助けや、新しく知り合った友人、それから何人かの恋人を経て(笑)ひとり暮らしを謳歌し、そのうち自由すぎる自由にも飽きて、そんな頃に出会っただんなはんと結婚をし、子供ができて宝塚で根っこをはやしています。

今、実家に帰るときはいつもだんなはんと息子と一緒。母とふたりでゆっくり話す時間がほしいなあ。といつも思います。あのときみたいに、ふらりと喫茶店や本屋へ一緒に行きたいなあ。と思うのですが、なかなか短い滞在時間ではそれはかなわないまま、長旅で疲れて帰ります。長野と宝塚の距離は、遠いのですがひとりでふらりと帰れたらそんなには遠くはないのです。
もう少しわたしに自由な時間ができたら、また母と一緒に喫茶店で話をしたいなあ。


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こちらは、実家に帰る途中(全然途中じゃなかった・・)に寄った、福井の恐竜ディノパーク。閉館寸前だったので3連休にもかかわらず、貸切のようです。
だんなはんが、「この恐竜の中に生きてる本物もおるんやで」と言ったとたん、

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逃げる息子。

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博物館も、満喫。さすが日本一の恐竜の町ですね。とても楽しかったです。

この福井で1泊して、翌朝実家の長野へ向かうのですが、わたしのミスで3時間半くらいでつくやろう〜が一転、なんと8時間もかかるという。ホテルの駐車場で、車のナビに実家の住所をいれたら8時間かかるの情報に、うそうそ〜それはないわ〜と何回も打ち込むも、変わらない8時間の距離。。
だんなはんから笑顔が消え、わたしも言葉を失いました。。
なにがどうなって、家でしらべたときの3時間半から8時間になるのか・・・。高速道路ではなく、国道しかない。山道しかない。その日の昼に父と待ち合わせて、おーなりさんの展示をみにいくという計画もなしになる。

峠越えのような道を終始むす〜とした顔をするだんなはん。「・・・運転かわろうか・・?」と言うも、「いい」と断られ、約9時間近く運転してくたくた、ヘロヘロになって実家に到着。(だって前日も京都の祇園祭り渋滞に巻き込まれ、8時間くらい運転して福井に到着)そして福井のホテルの食事は、なんだか全然美味しくなく・・・(給食のようなビュッフェ・・)長野でも宿をとるも、結局いろいろあって実家で泊まることになり、なんだか予定とおりにいかな〜い〜。泣きそうだけど、泣けない。(笑)笑うしかない〜。そんなハードな3連休でございました。

家に帰ってきて、息子が「やっぱり家がいちばんだねえ〜」の一言に、力が抜けたのでした。