2025.04.16
アトリエナルセのあたらしい、コットンデニムのタックパンツ
若い頃から、ジーンズやデニムパンツはわたしの定番中の定番でした。
10代の頃は、シャルロットケンズブールの「なまいきシャルロット」で、ボーダーと細身ジーンズにあこがれ、20代はA.P.Cのかたいデニムを洗わずに履いたり、30代はおおきめのリーバイスのデニムや、この頃からアトリエナルセのペックトップパンツ、ウエストがゴムになったデニムバルーンパンツを履いたり。
でもちょっときれいめに履くデニムパンツも、ほしくなってきた。でも、スリムなかたちはもう体型が追いつかないし、スタイル的にちょっとちがう。
というのも、あれ、カジュアルスタイルってこんなにむずかしかったっけ。という感じになってきたのです。
まいにちじゃないんだけど、ときどきとても似合わない。カジュアルで元気なスタイルが逆にとても老けてみえる・・。と思った日がありました。
カジュアルよりも、モードなスタイルのほうが今の気分かも。と全身黒にしてみたり、デニムではないパンツを履く頻度が増えていきました。
でも、デニムはとても好きなのです。好きなのに、なんだかしっくりこないことがかなしい。デニムは卒業していくアイテムなのか?
と、こんな問いがくることを、実はどこかで待っていたような気がします。
数年前から、わたしよりも先をいくセンパイ方がファッションについて語るときに、「若い頃に似合っていた服がだんだん似合わなくなってきた」といった本や記事を目にしていました。それを読んでいるときのわたしは、ふーん。そういうものなのね。となんとなくまだ実感としてなかったのだけど、ついに、その実感がやってきたのだ。と思いました。
わたしのつくるアトリエナルセの服は、わたし自身のリアルな目線でつくる「いま、着たい服」をつくること。
たぶん、そんなわたしみたいな人がいるにちがいない。と思いながら服のデザインをかんがえています。
きれいめなデニムパンツがほしい!!
そしてできたのが、「コットンデニムタックパンツ」。
ウエストはゴムではありません。ウエストサイズは細くみえるんだけど、細くありません。股上は長く、ヒップ、渡幅はゆったり、そして裾もワイドに。
フロントスタイルがのっぺりとしないのは、タックのおかげ。
サイズは、0.1.2サイズの3サイズ展開。
身長163cmモデルの麻絵ちゃんの着用サイズは1サイズ。
【0サイズ】 脇丈93.5 / W74 / H115 / 渡り幅40 / 股上39.5 / 股下55
【1サイズ】 脇丈98 / W78 / H119 / 渡り幅41 / 股上40 / 股下59
【2サイズ】 脇丈102.5 / W82 / H123 / 渡り幅42 / 股上40.5 / 股下63
うしろにアジャスターがついています。アジャスターは履いているうちに弛まないようにすこし硬めになっているので、調節する場合は着用前にかたちを整えてから履いてくださいね。
1号サイズが一番合う体型の方が多いのではないかな。
着丈は、ウエストで履くかすこし落として履くかで変わってきます。1号のウエストサイズで74cmなので細い方がジャストウエストで履くとちょっとぶかぶか。なので自然とすこし落として履くことになります。身長163cmモデルの麻絵ちゃんがそうですね。ウエストよりも下の位置で履いてもらっています。
ちなみに身長158cmのわたしも1号サイズがちょうどいい。
ジャストウエストよりもやや下の位置で履いています。
2号サイズは、身長163cmからの方におすすめ。ただ、麻絵ちゃんのように細い方は身長163~165cmくらいあっても、1号サイズをすこし落として履くほうがかっこよく履ける。腰回りやおなかまわり、ヒップサイズが大きい方は2号サイズがおすすめです。
反対に背が低い方、150~155cmの方は0号サイズがおすすめ。155cmくらいでちょっとお腹周りが気になる方は、1号サイズのほうがよい場合もありますね。
こちらは、モデルの真里奈ちゃん。身長160cm。0号サイズを履いてもらいました。ウエストジャストではなくて、すこし落とした位置で履いてもらいました。
ちょっと丈が短くなって、ガウチョパンツのような丈感になりますね。身長が高くてもスリムな方は、着丈の好みで0号サイズもいいですね。
0号サイズ
こちらは、1号サイズを履いてもらいました。ジャストウエストではなく落として履いてもらっています。ちょっと着丈が長くなってゆったりしていますね。
大人っぽいのは、1号かな。
こちらは1号サイズをジャストウエストで履くとこの丈感。わかりますかね。
ウエストで履くか落として履くかで雰囲気がけっこう変わります。
これはわたしの1号の着用写真。身長158cm。標準体型。お腹まわり腰まわりにふっくらとした天使の輪がついてきているお年頃であります。ウエストではなく落として履いています。
ベルトをしているけど、しなくてもだいじょうぶ。というのも、ウエストがゴムのボトムスに慣れきってしまっているので、ジャストすぎるとなんだか窮屈に感じてしまうので、あえてちょっとウエストサイズはおおきめにしています。でもそれくらいがゆったりと着れるサイズ感だなあ。とおもっています。
このあたり、スタッフにも制作のときにサンプルを履いてもらいながら、ちょうどいいウエストのサイズ感をさぐりました。ジャストすぎると履いたときはすっきりしているんだけど、すこしゆとりがあるほうが着用感はいい。と、おもいました。
メンズの大きめのデニムを履いたときに、あれ?わたしこっちのほうがしっくりくる。という感じありますよね。あの着用感に似ています。
こちらは身長160cmのダルマ糸のマキノさん。今回も写真を拝借。
1号サイズをジャストウエストの位置ではくと、すこし短くなります。ウエストをすこしおとしてもらうと、さきほどのわたしが履いている丈感になります。
マッキーノは、先日の秋冬の試着のときも早速こちらのデニムを履いてくれていました。なんにでもあう!毎日履いている!と嬉しいコメントいただきましたよ〜。笑
バックスタイルもいいでしょう。
股上が長いのとヒップや渡幅(太ももサイズ)がゆったりしているので、後姿がよい感じなのです。ヒップラインが目立たないのですよね。うれしい。
ポケットはまるくくり抜かれたようなかたち。ペックトップパンツやスカートでもこのポケットのラインはよく使います。アトリエナルセらしいライン。
ブランドネームは、細めのシャトル織ネームをつかいました。
ネオバーボタンもアトリエナルセオリジナル。デニムは国産の12オンスのムラ糸デニム。広島の縫製工場さんで縫製してもらっています。ワンウォッシュ加工。
デニムのバルーンパンツやペックトップパンツは、は1oオンスだったので、12オンスはもうすこし分厚くなります。ちょっと重厚感がでたな。という印象です。
こんな夏の装いも。
ウエストがゴムのデニムのバルーンパンツもあいかわらず好きですが、ちょっと大人っぽいスタイルもしてみたくなった40代中盤。
ウエストもゴムじゃないので、すっきりとしているので、インして履くスタイルもいいですね。これを機にもうすこしお腹はひっこめたいところですが・・
オフィシャルオンラインストア「the an」では、4/18(金)21時より販売スタート。
ただ、2号サイズが展示会で完売してしまい、0号サイズと1号サイズのみの販売となります。
展示会でも好評で、次回秋冬シーズンでも販売アイテムになるため、受注ではなく今シーズンの入荷分をお越しくださった方に優先して販売したところ、大好評。2号サイズはそこまで多く在庫をご用意していなかったというのもあるのですが、今回の展示会では背が高いお客様が多かったので(めずらしい!)大きいサイズがなくなってしまいました。
大きいサイズがほしかった・・という方は、次回の入荷まで(9月頃)お待ちいただけたら幸いです。
大人のデニムスタイルをたのしんでくださいね!
na-s05106|cotton denim tuck pants
col. indigo(one-wash)
size. 0 / 1 /2
material. 100%cotton
price. 27,000yen(29,700 tax in)